Tuesday 21 March, 2006 [長年日記]
_ [BSD] GNOME
最近は休日の空いた時間はGNOME環境の端末を作ろうとちょこちょこいじっている。
以前少し遊んでいたGentoo Linuxについては嫌いではないが、rc-updateとかの設定がどうもとっつきにくいのので結局FreeBSDベースにした。足掛け三日くらいかけてportsでひたすらコンパイルしてGNOME2の環境がstartxで起動するところまではあまり問題なかった。しかし色気を出してgdmを動かしてみると日本語の変換ができない。どうもscimがきちんと起動していない。調べてみると、ここにあるようにややこしい事情があるらしい。
私の場合gdmでsystem defaultにするとエラーですぐにlogoutしてしまう。エラーメッセージを見るとXclientが見つからないとかどうとか。これはいったい何だと起動スクリプトを読んでみると、$HOME$/.xsessionではなくて$HOME$/.Xclientsなんてものを読むことになっている。 ということで
ln -s ~/.xsession ~/.Xclients
してsystem defaultで起動することで無事にscimを起動できた。