Friday 29 June, 2018 [長年日記]
_ [PC][BSD] 久しぶりのPCいじり
自宅でメールを溜め込んでいるPCが変な音を出しているので代わりのものを組むことにした。
一年くらい前にあれこれパーツをあれこれいじったきりほっておいたもので使えるものを物色してみた。
マザーボードではAsusのP5B+core2duoがあったので電源に繋いでみたがうんともすんとも言わずに起動しない。
とりあえずCMOSバックアップ用のボタン電池CR2032を交換し、
さらにジャンパーを切り替えてCMOSクリアをしてみると起動してくれた。
どうせ性能は求めないのでE-IDEのHDD二台(320MB+250MB)を接続してFreeBSDをインストールした。
久しぶりなので色々手間取ってしまった。アーキテクチュアはできればamd64にしたいところだけど
メモリも3GBしか認識してくれないので今回もi386にしてしまった。
システムとsrcとportsのパーティションを320MのHDDに置いて
250Mの方をすべて/home
に割り当てた。従来の方式のままにパーティションを細かくわけて設定するので
これでもちょっと持て余し気味なんだよな。
1TBとかを使うときはどうしているんだろう。
P5Bもそうだけど最近のマザーはUSBメモリから起動できるので光学ドライブが無くても困らない。 インストーラのimgを取ってきてUSBに書き込めばいい。楽になったものだ。
インストールの手順をざっと書いておくと
- インストールイメージの取得およびメディアへの書き込み
- そのメディアで起動してインストール作業
- 必要に応じてネットワークの設定など。
- srcとportsをアップデート
svn checkout https://svn.FreeBSD.org/base/releng/11.1 /usr/src
portsnap fetch && portsnap extract
- portmaster, tmux, screenなど作業を楽にするツールを入れる。
- base systemをupdate
cd /usr/src && make buildworld && make build kernel
make install kernel
make install world
mergemaster -UPiF
- ports経由で必要なものをインストールする。
_ [BSD][Mac][Emacs] Emacs on MacOS X (11)
もともとはMacでもEmacsを使おうと思って始めた話だけど結局はSublimeTextやTeXShopが便利でなかなか切り替えられないままで 気がついたらemacs-26.1が出てしまっていた。experimental/hackers-onlyパッチも 同じようにUpdateしていたので追いかけてみた。
% curl ftp://ftp.math.s.chiba-u.ac.jp/emacs/emacs-26.1-mac-7.1.tar.gz -O
% tar zxvf emacs-26.1.tar.gz
% tar zxvf emacs-26.1-mac-7.1.tar.gz
% cd emacs-26.1
% patch -p1 < ../emacs-26.1-mac-7.1/patch-mac
% cp -r ../emacs-26.1-mac-7.1/mac mac
% cp ../emacs-26.1-mac-7.1/src/* src
% cp ../emacs-26.1-mac-7.1/lisp/term/mac-win.el lisp/term
(Optionalな手順については省略)
% sh ./configure --enable-mac-app
という手順だが作業はこれから。前回と同じように
experimental/hackers-onlyパッチを使わずにやってみたところ無事にnextstep/Emacs.app
ができた。
% tar zxvf emacs-26.1.tar.gz
% cd emacs-26.1
% sh ./configure --enable-mac-app
% make
% make install