Saturday 14 June, 2008 [長年日記]
_ [Book] 読了/ホームレス中学生/プレカリアート
今ごろになってこの本を読んでみた。ちょっとまとまり過ぎている気もするが、本に書けないくらいのこともあったのかも知れない。あるいは流れをよくするために出来事を再構成したのかもしれない。いずれにしても著者の少年時代の苦労が明るいタッチで描かれていて分かりやすい本ではあるが、一番最後の章については非常に感銘を受けた。
最近話題になっている日雇い派遣やフリーターの生活の悲惨さを書いたものである。著者と石原慎太郎との対談があるが、世代によってこの問題の捉え方というのは異なっているのだろうか。
今日は読書の一日であった。他にすることもあったはずなんだけど。