Saturday 03 December, 2016 [長年日記]
_ [BSD][RasPi] RaspberryPiでFreeBSDを動かす。(5) - Wi-Fiの設定 -
とりあえずRaspberry Pi Type BでFreeBSDが動きそうなのが確認できたので次にネットワークの接続をした。有線LANならケーブルを差し込むだけでDHCPでアドレスを取得してくれるが、取り回しが面倒なので無線LANを設定する。Raspberry Pi向けの公式のLinux distributionであるRasbianで使えるということでPLANEXのGW-USNANO2Aを用意してあったのでUSBポートに挿して起動してみた。とりあえず/dev/urtwn0
と認識されたがそのままでは使えない。調べてみるとこの無線LANアダプタに使われているrealtekのチップのドライバについてそのLicenseを承認しないといけないようだ。
Licenseに問題がないようであればまずは/boot/loader.conf
に
legal.realtek.license_ack=1
if_urtwn_load="YES"
を追記する。再起動した後に
ifconfig wlan0 create wlandev urtwn0
と打ち込んで問題なければ通常の無線LANと同じように/etc/rc.conf
に
wlans_urtwn0="wlan0"
ifconfig_wlan0="WPA DHCP"
/etc/wpa_supplicant.conf
に
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant
ctrl_interface_group=wheel
eapol_version=2
ap_scan=1
fast_reauth=1
#
network={
ssid="YourSSID"
psk="YourPASSPHRASE"
priority=5
}
を追加することで無線LANで接続してDHCPでアドレスを取得することができる。
このあたりのことは以下のサイトを参考にした。
- Tsuchiya Yoshihiro: RaspberryPi B+, FreeBSDでワイヤレス接続
- Configuring WiFi Adapter in FreeBSD Raspberry Pi