«前の日記(Thursday 25 February, 2010 ) 最新 次の日記(Monday 01 March, 2010 )» 編集

ここに日記はありません


Sunday 28 February, 2010 [長年日記]

_ [BSD][PC][Fonts] Takaoフォント

wassrr経由で。記事によると
Ubuntu Japanese Teamは2010年2月15日、オープンソースの日本語アウトラインフォント「Takaoフォント」をリリースした。情報処理推進機構(IPA)が公開している「IPAフォント」の派生フォントで、「Ubuntuの標準日本語フォントとなる可能性もある」としている。
 IPAフォントは、フォントデザイナーの故・林隆男氏がデザインしたTB(タイプバンク)ゴシックおよび明朝をベースにした高品質な日本語アウトラインフォント。IPAは当初、GISソフトの添付のみで配布していたが、2007年に一般利用者向けの単体配布、2009年にオープンソースライセンス「IPA フォントライセンス」での配布を開始している。
 プロジェクトでは、Ubuntuの日本語標準フォントにIPAフォントを採用することを検討したが、「一部のアプリケーションで半角幅の文字が全角幅で表示される」「日本語変換の未確定文字列に下線が表示されない」といった問題があった。
 また、これらの問題を修正して解決するには、改良とテストが必要となるが、IPA フォントライセンスが品質維持のため「IPAフォント」の名称での改変や再配布を制限しているため、採用は実現しなかった。
 こうしたことから、プロジェクトではIPAフォントの名前を変更した派生フォントを作成してコミュニティで保守する方針を決定。修正したものを新たに「Takaoフォント」の名称でリリースし、コミュニティでバグ情報を共有し、修正できる体制を整えた。なお、名称は、林隆男氏の名前からとったという。
ということでIPAフォントの改良版という位置づけになりそうだ。FreeBSDのportsにもすでに japanese/font-takaoとしてツリーに取り込まれている。

_ [BSD][PC] Sylpheed 3.0

さらにその隣で気がついた記事
 SRA OSS日本支社(東京都豊島区)は2010年2月24日、電子メールクライアントソフト「Sylpheed 3.0」を公開した。同社が開発を支援しているオープンソースソフトの最新バージョンで、5年ぶりのメジャーアップデートとなる。バージョン2.0のリリース以降、計383の機能追加・改良を行った。
 Sylpheedは軽量・高機能を特徴とするメールクライアントで、Linux、Windows、Solaris、BSD Unix、Mac OS X などの幅広い環境で動作する。Sylpheed 3.0ではマルチスレッド化が行われ、メールの受信や振り分けやIMAPフォルダへのアクセス途中でも、メール作成など他の操作ができるようになった。
 機能面では、アドレス帳の機能を改善し、より効率的にアドレスの操作・整理ができるようにした。インストール直後のセットアップ画面も改善し、簡単にGmailアカウント設定ができる。さらに処理速度の向上やプラグイン機能の追加などを行った。
 動作環境はLinuxまたはPOSIX準拠のUNIX系OS、Windows 2000/XP/Vista/7。ライセンスはGPL。Sylpheedは、プログラマーの山本博之氏が開発するメールソフト。SRA OSSは、2006年から山本氏を迎えて開発を全面支援している。
職場ではIMAPでメールを読むようにしているのでサブの端末にSylpheedを入れて試しに使ってる程度だが、動作は軽く使いやすいと感じている。引き続き使ってみて良ければMS-Windowsではこれを使ってもいいかな。

ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン) 29980円パソコン工房
リンクシェア アフィリエイト紹介プログラム