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Tuesday 23 December, 2008 [長年日記]

_ [Book] 読了

リアルのゆくえ──おたく オタクはどう生きるか (講談社現代新書)この対談集を読むと大塚氏の苛立ちは理解できるし、そもそも東氏に思想が有るかどうかさえ分からない。東氏のポストモダンとはこんなにあやふやなものなのか。東浩紀の批評家としての知識人としての限界が露呈している本と言ってしまっていいだろう。
日本共産党の戦後秘史 (新潮文庫) 日本共産党の結党から現在までを元党員である筆者が描いたもの。あまり一般に知られていない旧ソ連や中国共産党との関係や、革命のために武力闘争を先導していた時代などを克明に述べている。
吉田茂―尊皇の政治家 (岩波新書戦後まもなく総理大臣として新憲法の制定や講和条約の締結に関わった吉田茂の一生を描いた本。日米開戦前は外交官であり英米派として戦争回避のために動いていたことやひたすら尊皇を貫いていたことなど初めて知った。
陸軍省軍務局と日米開戦 (中公文庫) 日米開戦直前の東条英機内閣の成立から対米開戦までの動きを陸軍省軍務局軍務課の高級課員石井秋穂の目から描いたドキュメントである。この時期に関する本は何冊も読んでいるが、こういう臨場感がある描写を読むと日米戦争は避けられなかったのだろうかという思いが出てくる。
就活のバカヤロー (光文社新書) 現在の就職活動について学生、大学、企業のそれぞれの立場からの見方を紹介し他本。自分の時は景気が良かったこともあって四年生になってから企業回りを始めるくらいで公務員志望者は試験のある夏まで何もしないこともあった。それに比べて時期は早まっているしネットやメールを利用することが前提になっていることに驚いた。

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