Wednesday 12 November, 2014 [長年日記] この日を編集
_ [LaTeX] PGF/TikZとPSTricksとの比較(4)四角形
それぞれで四角形を描くには- PGF/TikZ
\begin{tikzpicture}
\draw [fill=white,thin] (0,0) rectangle (1,1);
\end{tikzpicture}
と対角の座標を指定する。この場合には縁取りが細い黒線の白い正方形が描かれる。
\begin{pspicture}
\psframe[linewidth=1pt,linecolor=black,fillcolor=white,fillstyle=solid](0,0)(1,1)
\end{pspicture}
とすると同じものが描かれる。
Tuesday 18 November, 2014 [長年日記] この日を編集
_ [LaTeX] LaTeXで学会Posterを作る。
LaTeXにまつわる話を書いていくつもりだったけど系統だったものはなかなか書けない。Wikiも用意しているんだけどああいうものをかける人は尊敬してしまう。ということでここはあくまで自分用のメモとしておいて時間ができたらWikiにまとめるかも。 ということで今回は学会用のPosterを作るときの話。以前からいくつか知っていたが、ここ数日で検索して調べたことも含めてメモしておく。まだきちんと使っていないのでざっくりとした比較をするだけ。a0poster.cls
わりとよく使われている印象を受ける。baposter.cls
検索してみると使用例がたくさん出てきて広く使われているようである。Brian Amberさんが作ったのでbaposterという名前になったようである。タイトルにLogoを入れたり、colomnの数を指定することができるなど大判ポスター専用に設計されている。また項目ごとのボックスの形状を変えたりグラデーションの指定をできたりと比較的使いやすいと思う。とりあえずあまり考えずに作りたいならこれを使うかも。ちょっと気になったのがヘッダ(表題)の部分はともかく、フッタの部分は用意されていないので少しhackしないといけないかも。
sciposter.cls
いろいろ検索しているときにたまたま見つけたもの。その名もsciposterということでまさに発表用ポスターのためのclassfileである。まだ使い込んでいないのでその程度かわからないが、baposterよりは細かい設定ができるようである。文字についてもnormal sizeを幾つか選んで設定することができる。フッタについてもなんらかの形でいじれるようである。
beamerposter.sty
発表用のスライドを作るbeamerをposter用に拡張するものである。ポスターを一枚のframe(beamerでいうスライド)として見立ててtikzposter.cls
そんなことを思いながら調べていたらこんなものを見つけた。そのものずばりでTikZをフルに使ったポスター用のclassfileである。このポスター用のテーマもいくつか用意されているし、TikZの機能をフルに使って多彩な表現が可能である。これでポスターを作れば目立つことは間違い無いでしょう。
article.cls
を拡張してA0サイズまでしていることと、デフォルトの文字サイズを大きくしていることくらいで特別なoptionは見当たらない。逆に言えば自分の得意な方法で作成に専念できるかも。原稿の時点ではA4で作っておいて、最後にclassfileを差し替えて印刷するということができるのかな。
colomns
環境とblock
で項目を並べていくような作りになっている。beamerに慣れていたら間違いなくこれを使うだろうし、そのためにもTikZ/PGFは使えるようになりたい。