Thursday 22 October, 2009 [長年日記]
_ [BSD] X.org 7.4
しばらく前に久しぶりにFreeBSDの鯖機でX11を動かしてみると、画面の表示は出るがキーボードもマウスも利かなくなる。特に困らないので放っておいたら今日たまたま関係する情報を見つけた。 ここにX.Org 7.4からはキーボードとマウスの操作にHALを使うようになりました。X.Orgを起動する前にhald(8)が有効になっている必要があります。hald(8)はdbus(8)を要求することから,次の2行を/etc/rc.confに追加してシステム起動時に起動するように設定します。とあるように/etc/rc.confにhald_enable="YES"/usr/ports/UPDATINGにはxorg.confのServerLayoutセクションに「Option "AllowEmptyInput" "off"」の設定を追加してAllowEmptyInputを無効にし,従来のようにxorg.confに記載されている設定からマウスやキーボードを使う方法も紹介されています。しかし,多くのアプリケーションがhald(8)やdbus(8)を使うようになってきていること,今後X.Orgがhald(8)とdbus(8)が動作していることを前提としてくることを考えると,このタイミングでhald(8)/dbus(8)を使う方向で調整したほうが良いでしょう。
dbus_enable="YES"
hald_enable="YES" dbus_enable="YES"を追加して再起動したところ無事にXが使えるようになった。