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Sunday 18 January, 2015 [長年日記] この日を編集
_ [BSD][X11] mlterm on X11
mltermはX11上で動作する端末エミュレータで多言語に対応している(Multi-Lingual Terminal)ということは私が今さら書くこともないのであるが、最近ようやく気づいたことがあったのでメモしておく。mltermは端末上でCtrl+右クリックすると端末の設定画面が出てほとんどの設定がdialogでできるのは便利なのでが、保存しても次に起動するときにデフォルトに戻っていてその理由がわからなかった。
設定した内容は~/.mlterm
というディレクトリができてその中のいくつかのファイルに分かれて保存されるのだが、もともとファイルのない場合には新規でつくられないようである。そこでデフォルトの設定(FreeBSDの場合は/usr/local/etc/mlterm
の内容)を~/.mlterm
にコピーしてそこから設定を行えばきちんと保存されて次回以降も同じ設定で起動する。内容はファイルを見れば大体想像がつくのでそれほど難しい話ではない。
最近はxtermもUTFに対応しており特に何もしなくても日本語を表示できるので困らないのであるがBSDを十年以上も使っている割に細かい設定の仕方がまだわからないのでmltermを当面は使うことになりそう。